ノミの小部屋
■ノミのサーカス
ノミに芸をさせ、それを観客に見せるサーカスが、
パリで行われたのが、最初といわれている。
ルイ14世がベルサイユ宮殿で見て、楽しんだらしい。
3百年以上昔のことになる。
日本には、どこの国の人か不明だが、
1930年(昭和5年)に来日し、
福岡で興行を行ったのが最初らしい。
その後、
中国人の一座が来日し、
1936年(昭和11年)には
東京で行われた工芸博覧会で、
1960年(昭和35年)には、
東京などのデパートで
興行を行ったそうである。
サーカスのなかみはこんな感じらしい。
机の上の縦横約1メートルの白い布や、画用紙が、舞台。
観客は、20〜30人ぐらいで、1回約30分ぐらいの公演。
ノミは、他の動物のノミに比べて、
大きい人ノミを使っていた。
ノミには、細い針金の首輪を付け、
ノミの体重の約2,000倍の重さの、
ローラーに引っ掛けて、
2匹で引かせた。
ミニチュアの車や大砲などの
おもちゃなども引かせた。
ノミの約5倍の重さの
紙ボールを持たせて、
投げさせる。
ノミに円錐形の紙をかぶせ、
オルゴールの音に合わせて
飛び跳ねて、踊りを演じさせる。
ノミに小さな輪をジャンプ
させて、くぐらせる。
以上のような事をさせていたそうです。
一座は、約50匹で、
えさは、座長が、一日2回
自分の血を与えていたそうです。
腕か足に放牧させる様子を想像して、
大変だろうなと思ったが、
糖尿病の人が採血して検査するように
採血して与えていたのであれば
かゆみを絶える苦痛はないでしょうが、
実際は、そうではないみたいです。
ノミが、動物の出す炭酸ガスを
感じて飛びつき、寄生し、吸血する
習性を利用して、号令をかけるときに、
同時に、息を吹きかけて、
命令に従っているように錯覚させて、
演じていたようである。
現在、人ノミは見かけなくなったが、
犬や猫についたノミは、少し小さくなるが、
ペットを飼っていれば
お目にかかることもあるので、
試してはどうでしょうか。
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